昨日はリンパドレナージの体験説明会に、看護師さんや柔整師さんが参加してくださいました。中にはすでにレベル2や3の資格をお持ちの方もいらっしゃり、専門的な話題での交流も深まりました。

この説明会は、Dr. Vodder School Japanの代表であり認定講師の細谷有希さんにご指導いただきました。まず、リンパ液が最終的に静脈へと合流する首周りの施術から始め、その流れを良くするための基本的な手技を詳しく説明。その後、腕を使った施術を通じてリンパドレナージの5つの基本手技を体験していただきました。

参加者の方々からは、医療現場で患者さんと向き合う中で「何かしたいのにできない」というもどかしさを感じる場面が多いとのお話もありました。これは、リンパドレナージに対する医療現場での理解や普及がまだ十分でなく、施術に関心を持つ医師が少ない現状に起因するものです。

また、「リンパドレナージの施術でどこまで改善できるのか？」「リンパ浮腫が完治した例はあるのか？」といった深い関心を持ったご質問もいただき、医療の現場での可能性について活発な意見交換が行われました。

なお、来年2025年5月から10月まで、札幌市内で医療関係者向けのリンパドレナージ講座（レベル1～3）が開講される予定です。美容分野向けの講座については、要望と受講希望者の人数が揃い次第、別途開催される予定です。資格取得やスキル向上の絶好の機会となりますので、詳細は今後の案内をご期待ください。

今後も多くの皆様に役立つ学びの場を提供してまいります。